くすみとは?シミとの違い、顔、目の周り、口周りなど肌のすくみを改善する方法

くすみとは?シミとの違い。すくみをとる方法、改善策(化粧品、スキンケア、洗顔などなど)

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肌のくすみとは?シミとの違いは?

くすみとは、肌が本来持っている透明感や明るさやツヤが失われ、顔全体がその人本来の肌のトーンよりも暗く見える状態のことをいいます。

くすみの原因には「肌の乾燥」「肌の摩擦」「古い角質の積み重なり」「血行不良」「メラニンの生成」「肌の糖化」などがあり、それぞれの原因により肌が灰色っぽい、茶色っぽい、黄色っぽい、青っぽい、などに分かれます。

くすみと似ていてよく比較されるものにシミがありますが、シミは紫外線や乾燥、摩擦、活性酸素などによりメラニンが発生し、色素沈着がおこったものが主です。ソバカスや、女性ホルモンバランスの崩れによる「肝斑」というシミもありますが、いずれにせよシミはスポット状にできます。

よってくすみとシミは根本的に見た目も原因も違います。

なお、くすみは自分ではなかなか分かりにくいものです。

・化粧ノリが悪い
・メイクをしても顔色がイマイチ
・肌にツヤがない
・首よりも顔の色が暗い
・目元、口元に元気を感じない
・目の周り、口周りが暗い

といった症状がある場合は、くすみを疑った方がいいでしょう。

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顔、目の周り、口周りなど肌のくすみの種類と原因、対策

肌の乾燥

肌は全体的に乾燥する場合もあれば、部分的に乾燥する場合もありますが、肌が乾燥すると、顔がくすんだように見えます。

これは、肌が乾燥するとターンオーバーを速めて角質を作り、さらに角質を分厚くすることで乾燥から肌を守ろうとしますが、早く作られた角質は、水分が少なく、形も不整形で不揃いで、こういった角質で覆われた肌の表面は水分不足による透明感、艶不足、凸凹、キメの粗さによる影により暗くどんよりした感じになるためです。

対策としては、部屋の加湿による外的な乾燥予防、化粧水を多めに付けて保湿、油の多すぎない乳液、クリームで水分の蒸発を防ぐ、洗顔のしすぎにより皮脂膜やセラミドを落とさない、などによる保湿ケアが重要です。

なお分厚くなった角質によるくすみの改善策として、ピーリングなどで余分な角質を取り除くことが考えられますが、分厚い角質は乾燥から肌を守ってくれます。そこを理解せず余分な角質を減らすことだけに着目してしまうと、肌を守るものが減って乾燥肌が余計にひどくなり、また角質が分厚くなるという悪循環にはまります。
分厚くなった余分な角質を落とす場合は、「余分な角質を落としつつ、乾燥肌を改善させる」という両方に注目しながらのケアが必要です。

肌の乾燥によるくすみは灰色がかった色をしているため、日焼けしてないのにファンデーションの色が合わなくなった気がする場合は、肌の乾燥によるくすみの可能性が高いです。

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肌の摩擦

肌の摩擦を原因とするくすみは、メラニン色素が関係したものです。

くすみは肌の色素沈着の一つですが、この色素沈着の主な原因の一つとして摩擦があります。

肌は摩擦により刺激を受けると、肌を守るためにメラノサイトにメラニンを作るよう命令します。

メラニンは通常、ターンオーバーにより輩出されますが、加齢や運動不足、ストレスなどでターンオーバーが正常になされなくなりメラニンが残ると、くすみなどの色素沈着の原因になります。紫外線だけがメラニンの原因ではないのです。

なおここでいう摩擦は、刺激の強いナイロンタオルやボディブラシで強くこすったりすることだけではありません。

肌の表面には角質層という雑菌や、刺激から肌を守る薄い膜がありますが、0.02mmと非常に薄くいため、クレンジングや洗顔、メイク、スキンケアなどの日常の何気ない行為による摩擦にも敏感に反応します。

そのため肌の摩擦によるくすみ対策としては、メイク落としの際に肌をこすらないようメイクに合った洗浄力のクレンジングを選ぶ、洗顔は手が直接顔に触れるのを避けるため泡立ちのいい石鹸を選ぶ、シャワーの水圧による摩擦を避けるため、手の平にためたお湯で泡をすすぐ、タオルで顔を拭くときはこするのではなく、水分をタオルに吸い取らせるようにするといったことが必要です。

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古い角質

「古い角質」とは垢やフケのようなもので、通常は自然に剥がれ落ちます。

しかし、

・生活習慣の乱れにより、角質が分厚くなっている
・不適切な洗顔で古い角質を洗い流せていない

といったことが原因で古い角質が肌に残り、くすみとなる場合があります。

生活習慣の乱れにより角質が分厚くなっている場合とは、加齢や寝不足、無理なダイエット、栄養不足、冷え、疲労、ストレスなどによりターンオーバーが乱れ、本来剥がれるべき古い角質が肌にたまり、透明感がなく、くすんでどんよりして見える状態をいいます。

対応策としては、乱れたターンオーバーを整えることです。

内的には食生活の改善、体を冷やさない、十分な睡眠、禁煙、適度な運動など規則正しい生活生活習慣を心掛けること、外的には紫外線対策、肌の乾燥に対応したスキンケア、正しい洗顔が必要になります。
また、ピーリングにより角化の悪循環をリセットすることも有効です。

一方、不適切な洗顔で角質が落とせていない場合とは、古い角質が溜り、角質の並びが不規則になり影ができたり、さらに分厚くなることにより透明感も失われ顔がくすんで見える状態を言います。
生活習慣の見直しに取り組み、角質が厚くならないように気をつけていても、不適切な洗顔で角質が落とせていない場合は、古い角質が溜り、角質によるくすみの原因になります。

ここで不適切な洗顔とは、水洗いだけや、弱酸性の洗顔料による洗顔、時間の短い、あるいは洗顔料の使用量が少ないことにより古い角質を落としきれない洗顔を言います。

水は中性なので、弱酸性の肌に対して水洗いだけで古い角質を落とすことは難しく、また肌に優しいと言われる弱酸性の洗浄料だと酸性同士で中和反応が起きないため、古い角質や角栓を落とせません。

ただし乾燥肌や敏感肌の人などは、肌の「バリア機能」と呼ばれる機能が弱っていて、弱アルカリ性の洗顔料が刺激が強すぎて使えないことがありますので、この場合は弱酸性の洗顔料を使用するのがおすすめです。

しかし、「弱酸性が肌にいい」との思い込みからバリア機能が弱まっていないにもかかわらず弱酸性の洗顔料を使い、汚れを落とせていない人が多くいます。

基本は弱アルカリ性の洗顔料を使い、弱アルカリ性の洗顔料では刺激が強いと感じた場合に弱酸性に変える、という方法をとるようにしてください。

また洗顔の時間が短い、洗顔料の使用量が少ない場合などは、水洗顔による簡単な予洗いと同程度の汚れしか落ちず、古い角質を落としきることはできません。

よってこれらの洗顔では古い角質が溜まり、結果的に角質が分厚くなってしまうのです。

「古い角質を取るために洗顔を頑張ると肌への負担が大きくなり、乾燥肌になりやすい」という思い込みから、洗顔自体を怖がり、予洗いのような不十分な洗顔をしている人もいますが、過度な洗顔による乾燥肌を防げても、古い角質を含む汚れを落とさなければ洗顔の意味がありません。

肌に古い角質を残さないためには、弱アルカリ性の洗顔料で中和反応を起こし古い角質を取りながら、適度なターンオーバーを促す洗顔が必要です。
正しい洗顔法については後の章で詳しく説明します。

なお古い角質により肌がくすんでいる場合は、肌を触るとゴワゴワとした感じがあるため、「乾燥肌により肌がカサついている」場合と勘違いしがちで、乾燥肌への対策を行った結果、なかなかくすみが解消されないことがあります。

肌のくすみが乾燥によるものなのか、古い角質によるものなのか、明確に区別できない場合は医師など専門家に相談するようにしてください。

また古い角質はピーリングで取ることができますが、ピーリングの効果を求めすぎるあまり過度なピーリングを行うと、新たにシミができたり、さらにくすみが強くなったりすることがあります。

ピーリングをする際は、ピーリングに詳しい皮膚科などで施術してもらいましょう。

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血行不良

寒さや運動不足、ストレスによる自律神経の乱れなどにより血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物が溜まり肌に十分な栄養が届かなくなります。その結果、肌から血色感が減り、ターンオーバーも乱れ、顔が青くくすんだ感じになります。
冷え性の方や疲れやすい、むくみやすい人に多く見られます。

対策としては、マッサージで顔の血流を促すこと、歩く、足先を動かす、足を上げるなどの適度な軽い運動やリンパマッサージなどによりリンパの流れを良くすること、血流、リンパの流れを良くする食事を心がけるなどの習慣を取り入れることです。

なお顔のマッサージをするときは、素手で行うと摩擦によりくすみが悪化する恐れがありますので、マッサージクリームを使うなど肌を摩擦しないよう注意が必要です。また保湿ケアと同時にするとより効果的です。

血行不良が原因でくすみが生じている場合は、「トーンアップができるブルー系の化粧下地」が似合わなくなり、ピンク系の化粧下地で血色感を足すのが似合うようになってきます。
また顔だけに血行不良が起こっていることは少なく、体全体が血行不良になっていることが多いです。

くすみとともに冷え性など血行不良がもとになる症状がある場合は、血行不良によるくすみを疑いましょう。

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紫外線によるメラニンの生成

紫外線によるくすみは、シミと同じメカニズムで発生します。

太陽の光を浴びると、肌は紫外線による悪影響から皮膚の細胞を守るため表皮の奥にあるメラノサイトでメラニンという黒い色素を作り出して、肌を守ろうとします。

このメラニンが肌に沈着することで、肌は黒く日焼けした色になります(日焼け)。しかし、正常な表皮はターンオーバーを繰り返していますので、メラニンは肌表面に押し出され、角質とともに剥がれ落ちます。そのため日焼けは一時的なものとなり、肌は元の色に戻ります。

しかし、乾燥やストレス、加齢によりバリア機能が低下、代謝がうまく行われなかったりすることでメラニンが表皮にとどまらず、表皮の奥の真皮にまで届いてしまうと、真皮はターンオーバーをしていませんので、メラニンが残ることになります。

これが紫外線によるシミやくすみの仕組みです。

紫外線対策の基本は、屋外では日焼け止め、日傘、つばの広い帽子、サングラス、UVカットの洋服やスカーフ・手袋・化粧下地などになりますが、屋内でも窓ガラスを通して紫外線を受けますのでUVカットのカーテン、日焼け止めなどとなります。

なお、地上に届く紫外線にはA波、B波がありますので、日焼け止めは、A波のカット能力を示すPAとB波のカット能力を示すSPFの値を見て、屋内や外出先の環境に合ったものを選ぶことが重要です。

メラニンの生成に関わるのは、B波であり、日焼け止めの数値ではSPFになります。

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肌の糖化

糖化とは、食事などから摂った余分な糖分が体内のたんぱく質・脂肪と結合して、タンパク質が劣化しAGEs(最終糖化生成物)という悪玉物質を生成することをいいます。

パンケーキを作るときに、焼けて褐色になるように。卵や牛乳などのたんぱく質と砂糖が、結びついて変性してしまうのと同じで、焼けた部分はいい香りがし、おいしさの一因ですが、褐色で硬いことが特徴です。

しかしこれが人の体で起きると、様々な悪影響を引き起こしてしまいます。

すなわち糖化によりAGEsが増えると、細胞が老化し、肌の衰えや体調不良、さらに進むと様々な病気になるのです。

肌に対する影響ですと、糖化によってたんぱく質の一種であるコラーゲンが破壊され、肌は弾力を失い、パンケーキが焼けて褐色になるようにシミやくすみとなって肌の透明感が失われます。

くすみの場合は黄色っぽくなります。

黄ぐすみができた場合は、ファンデーションの「オークル」カラーが合わなくなり、「イエローオークル」カラーが似合うようになります。

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色素沈着

メイクによる汚れが落とし切れていないと、コスメに含まれる色素が肌に残り、くすみになります。

アイシャドウを塗るまぶた、リップを塗る唇など、メイクにより色をつける部分に発生しやすく、「色持ちの良いアイテム」を使っている場合は特に注意が必要です。

色持ちの良いアイテムは、メイクの落ちにくさから日中はメイク直しの回数が減り便利ですが、夜にメイクを落としたいときは逆に落としづらいアイテムで、くすみの原因になりやすいです。

色素沈着によりるくすみは、茶色っぽくなっていることが多いです。

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肌のくすみをとる方法、改善策

肌のくすみを取りたいと思っても、数日で劇的に変わることはほぼありません。数ヶ月根気強く取り組んでいくことで、少しずつ変化を感じられるようになります。

スキンケア、メイク、洗顔、食生活など、様々な面に目を向けて対策することが重要です。

顔のくすみをスキンケアでとる方法、改善策

顔のくすみをスキンケアでとりたい場合は、クレンジングや洗顔による「落とすケア」と化粧水やクリームなどによる「与えるケア」の両方に注目しましょう。

クレンジング・洗顔により「落とすケア」で肌のくすみをとる方法

メイクの取り残しによる色素沈着が原因でくすんでいるときは、クレンジングがくすみ対策として非常に重要になります。

ただし、強いクレンジングは摩擦によるくすみの原因になりますので、どのタイプのクレンジングを使う場合にも、メイクとクレンジング剤がしっかり馴染んだことを確認してから、洗い流すように心がけてください。

ウォータープルーフなどの落ちにくいメイク、濃いめのメイクをしている場合は、専用リムーバーを使ってメイクを落とすようにしてください。

専用リムーバーを使えば、ゴシゴシこすって落とす必要がないので、過剰な摩擦を避けられます。「アイメイクリムーバー」「ポイントリムーバー」などの表記がある商品を、店頭で探してみましょう。専用リムーバーとして人気があるものを紹介していますので、迷った場合は試してみてください。

エチュード:スンジョン リップ&アイリムーバー

ミシャ:パーフェクト リップ&アイ メイクリムーバー

ただし、専用リムーバーは落とす力が強いアイテムです。お湯で落とせるメイクなど、濃いメイクをしていない場合は、専用リムーバーの落とす力が強すぎることが原因で、乾燥肌になる可能性もあります。自分のメイクの濃さを考え、必要な場合にのみ取り入れてください。

洗顔が効果的なくすみは、古い角質、乾燥を原因とするものです。

洗顔により肌の保湿を守る皮脂膜や保湿因子が流されることを気にして、洗顔をおろそかにし保湿ケアに注力しがちな人が結構いますが、適切な洗顔は、肌の乾燥を防ぎ、紫外線による肌のバリア機能の低下や、肌のターンオーバーの乱れにより古い角質が剥がれ落ちずに蓄積され、分厚くなった古い角質を適度にはがしてターンオーバーを助けるため、古い角質や乾燥による肌のくすみを防ぎます。

ここに適切な洗顔とは、水洗いだけの洗顔ではなく、保湿力が高く弱アルカリ性の洗浄料で古い角質をはがしながら、適度なターンオーバーを促す洗顔料を使う方法です。
(弱アルカリ性の洗顔料で「刺激が強い」と感じる場合は、弱酸性の洗顔料に変えることをおすすめしますが、弱アルカリ性の洗顔料を使っていて特に問題がない場合には弱アルカリ性の洗顔料を使ってください。)

なお少ない洗顔料や不十分な泡立てによる洗顔は、

①手と顔の間で摩擦が生まれてくすみを作る
②汚れを落としきれず古い角質が溜まりくすみを作る
③肌のバリア機能が衰えて乾燥しがちになりくすみを作る

といったくすみの原因を作ります。

特に泡立てないタイプの洗顔料では、使用量が不足すると肌を摩擦しやすくなります。パッケージや公式ホームページ等で、使用量を事前に確認した上で、使用量を守って使ってください。長持ちさせたいと思って使用量を勝手に少なくするのは厳禁です。

泡立てるタイプの洗顔料を使う場合は、逆さにしても落ちない泡を作ることを目標に、泡立ててください。泡立てネットを使うと、簡単に泡立てることができます。

逆さにすると泡が落ちてしまう場合は、洗顔料の使用量が少なかったり、泡立ての際に水を加えすぎていることが多いです。

なお汚れは、洗顔料を顔の上に乗せているだけでもある程度取れます。
手を動かして洗っている時間ではなく、洗顔料を顔の上に乗せている時間を
30秒以上取るようにしてください。

くすみを取るための洗顔で、くすみの原因をさらに作ってしまっては本末転倒ですので、摩擦には十分に注意して洗顔しましょう。

保湿ケアで肌のくすみをとる方法

顔全体が乾燥によりくすんでいる場合は、保湿ケアによりお肌がうるおうことで、くすみが気にならなくなることがあります。化粧水を塗った後に、油分の入った乳液やクリームで保湿して、水分と油分を両方補いましょう。

目元のくすみが気になる場合は、アイクリームや目元専用のパックなどで、スペシャルケアをすることがおすすめです。目元は皮膚が薄くデリケートな箇所なので、専用アイテムでケアして優しくいたわりましょう。

おすすめの目元パックやアイクリームを紹介します。

ルルルン:ルルルンプレシャス部分用マスク

ナビジョン:HAフィルパッチ

アテニア:アイエクストラセラム

また化粧水や乳液などでスキンケアする場合にも、目元を優しく触るように心がけましょう。

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肌のくすみを隠すメイク。ファンデーション、下地、アイシャドウ、コンシーラー使い方

スキンケアや洗顔による肌のくすみ対策については効果が現れるまでに時間がかかります。

スキンケアや洗顔をすると同時に結果が出るまでは、日中はメイクでくすみを隠すようにしましょう。

くすみを隠す場合、ファンデーションやコンシーラーに注目しがちですが、アイシャドウやチークなどの色物の選び方も重要です。

下地・ファンデーションの使い方

くすんで肌のトーンが暗くなってしまう時は、肌色よりも明るいファンデーションを使いたくなりますが、肌色とかけ離れた色のファンデーションを選ぶと、不自然に見えがちです。トーンを上げる場合も、1トーンにとどめておきましょう。

下地でトーンアップすることもおすすめです。
韓国コスメに、肌色のトーンアップができる化粧下地が数多く揃っています。日本のコスメだけでなく、韓国コスメにも目を向けてみましょう。

くすみ隠しにおすすめの化粧下地やファンデーションを紹介します。

エチュード:ダブルラスティング セラムファンデーション

Borica:モイスチャライズスティックファンデーション

コンシーラーの使い方

くすみが広範囲にわたっている場合は、ファンデーションやコンシーラーを塗って隠そうとすると厚塗りになり、化粧崩れしやすかったり、仕上がりが不自然で意外とくすみを隠せません。

そのため光で飛ばしてくすみを目立たなくする方法がおすすめです。

コンシーラーにも、カバー力が高いものの他に、パールが入っていて光で飛ばしてくれるものがあります。

光で飛ばしてくれるタイプのコンシーラーであれば、広範囲に塗っても不自然になりづらく、くすみをうまく隠せます。

アイシャドウの使い方

アイシャドウやチークなどの色物は、明るめの色を取り入れましょう。ベージュ系などの落ち着いたカラーを取り入れると、さらにくすんでいるように見えがちです。

目元がくすんで、アイシャドウの色が映えない場合は、アイシャドウベースを塗ってからアイシャドウを塗りましょう。いつものアイシャドウの発色が劇的に良くなるので、1つ持っていて損はないです。

なお、ウォータープルーフなどの落ちにくいアイメイクの落とし方も重要です。専用リムーバーでメイクを落としましょう。専用リムーバーを使えば、ゴシゴシこすって落とす必要がないので、過剰な摩擦を避けられます。
「アイメイクリムーバー」「ポイントリムーバー」などの表記がある商品を、店頭で探してみましょう。

ただし、専用リムーバーは落とす力も強いアイテムです。お湯で落とせるメイクなど、濃いメイクをしていない場合は、必要ないこともあります。自分のメイクの濃さを考え、必要な場合にのみ取り入れてくださいましょう。

Bifesta(ビフェスタ) うる落ち水クレンジング アイメイクアップリムーバー ポイントメイク落とし
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肌のくすみ対策におすすめの食べ物、サプリメント

肌の糖化によりくすんでいる場合は、食生活の見直しが効果的です。

食生活の改善により生活習慣全体が整い、メラニン、余分な角質、乾燥、血行不良などのくすみが改善することもありますが、時間がかかります。

肌の糖化によるくすみは、糖分の摂りすぎにより、AGEs(糖化最終生成物)が多く生成されることが原因です。そのため、炭水化物や菓子類など糖質の高い食べ物を控えると同時に、糖質の代謝に必要な水溶性ビタミン(特にビタミンB1)の摂取が大事になります。

*ビタミンは13種類あり、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分けられ、糖質の代謝に役立つのは水溶性ビタミンのうちビタミンB1、B2、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸になります。

ビタミンB1は、糖質を代謝してエネルギーに変えていく過程での、必須アイテムです。もともと体内に残りにくいものですが、ビタミンB1が不足すると、糖質が代謝されずに体内に残るため、AGEsへと変化する糖質も多く、黄ぐすみの原因になります。

ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、卵、玄米、大豆製品などです。特に豚肉にはビタミンB1が多く含まれていますが、豚肉を食べすぎると脂質の取りすぎになることがあるので、ヒレ肉など脂が少なめの部位を選びましょう。

また調理方法も大切です。ビタミンB1は熱に弱く、水溶性ビタミンですので洗うと水に溶けて流れてしまいます。

ビタミンB1を多く含む食材の中で、加熱せずに生で食べられるものは非常に少ないですが、炒め物などでニンニクや玉ネギ、ニラなどに含まれるアリシンと一緒に調理すると吸収効率が高まります。

なお、煮物や蒸し物は揚げ物や炒め物などはに比べAGEsができにくいので、ビタミンB1を含む食材は蒸し物は揚げ物でなるべく食べるようにしたいのですが、加熱により失われるビタミン量よりも、水に溶けて失われるビタミン量の方が多いです。

そのため「茹でる」「煮る」場合は、スープまで食べられる料理にして、なるべく途中で汁を捨てないようにしてください。

食事だけで対策が難しい場合は、次のようなビタミンB1が多く含まれるサプリメントや、メラニンの生成を抑える効果のある医薬品を使うのもおすすめです。

第一三共ヘルスケア:トランシーノホワイトCクリア
L-システインやビタミンCが配合されている医薬品で、メラニンの生成を抑制したり、メラニンの排出を促進したりする効果があります。

エーザイ:チョコラBBルーセントC
L-システインやビタミンCが配合されている医薬品です。メラニンを無色化していきます。

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くすみ対策におすすめのマッサージ

マッサージが効果的なくすみは、「血行不良」を原因とするくすみです。

目の周りなどのツボ押しをすることや、顔のリンパに沿ってマッサージをすることなどで、血行が改善されます。

マッサージする前には、必ずクリームなどを塗り、すべりをよくしておきましょう。何も塗らずにマッサージをすると、すべりが悪い中で力を加えるため、シワや、摩擦によるくすみの原因になります。

自宅で簡単にできるリンパマッサージ方法を解説しますので、ぜひ試してみてください。全ての工程を1分ずつ程度で行うのが理想ですが、忙しい場合は5回行うなど自分で決めて短くしても構いません。

①人差し指の第二関節を曲げて、「かぎ型」を作り、第二関節の外側の部分を顔に当てるようにして、マッサージを行います。

②眉間に指の第二関節の外側の部分を当てて、髪の生え際に沿って滑らせます。

③眉頭に第二関節の外側の部分を当てて、骨に沿って滑らせます。

④鼻の付け根に第二関節の外側の部分を当てて、骨に沿って滑らせます。

⑤小鼻に第二関節の外側の部分を当てて、頬骨に沿って滑らせます。

⑥あご先に第二関節の外側の部分を当てて、輪郭に沿って動かします。

まとめ

肌のくすみが気になった場合は、根気強く対策することが必要です。不十分な洗顔により古い角質が溜まっている場合は、1ヶ月以内でくすみが気にならなくなることも多いですが、他の原因の場合は長期間対策を続ける必要があります。

途中で心が折れてしまいそうになるかもしれませんが、半年後の自分に美肌をプレゼントするような気持ちで、日々のくすみケアに取り組みましょう。

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