カタフレイ(カチャファイ)アロマ精油・エッセンシャルオイルの香り、特徴、使い方、禁忌・注意点など

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カタフレイ(カチャファイ)はマダガスカルにのみ生息する樹木で、マダガスカルでは伝統的に様々な病気の治療に活用されてきました。

マダガスカル以外ではあまり知られていない樹木でしたが、近年樹皮から精油が抽出されるようになり、世界各地に流通するようになってきました。

精油としての歴史は浅く、流通量も多くはありませんが、森林浴をしているような香りで、心がうわついてしまう時、落ち着かない時に役立つ香りとされています。

カタフレイはマダガスカルで様々な病気の治療に活用されてきた樹木ですが、近年精油としても活用されるようになり、その成分や作用が注目されています。

カタフレイの名前の由来はマダガスカル語で苦いという意味の「Katra(カトラ)」と、ジュースという意味の「fay(フェイ)」という言葉を組み合わせて作られた名前であると言われています。

この名前の由来と直接的な関連があるかどうかは不明ですが、マダガスカルにはカタフレイを主原料とするトアカガッシーという苦い飲み物があるそうです。

ここではカタフレイ(カチャファイ)とはどのような植物か?使い方の歴史、カタフレイ(カチャファイ)の精油の香りや特徴、作用、使い方・活用法、使用する時の注意点などについて紹介していきます。

 

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カタフレイ(カチャファイ)ってどんな植物?

カタフレイ(カチャファイ)はマダガスカル語で苦いという意味の「Katra(カトラ)」と、ジュースという意味の「fay(フェイ)」という言葉を組み合わせて作られた名前であると言われています。

この名前の由来と直接的な関連があるかどうかは不明ですが、マダガスカルにはカタフレイを主原料とするトアカガッシーという苦い飲み物があるそうです。

カタフレイ(カチャファイ)の使い方・活用法の歴史

カタフレイ(カチャファイ)の木は、マダガスカルでは王族の墓や船の材料などに活用されしていたそうです。また、様々な病気に役立つ魔法の木として、解熱や強壮剤、頭痛薬、リウマチの薬などとしても活用されていたと言われています。ただ、いずれの活用法についても詳細な年代や使い方などは不明です。

マダガスカルでは現在もカタフレイを薬用として活用しているそうで、樹皮をパウダー状にしたものをマラリアの治療薬として活用したり、樹皮を細く切って丸いボールのような形にまとめたものをお風呂に入れて、産後の子宮のケアに活用したりしているそうです。

 

 

カタフレイ(カチャファイ)精油の特徴

カタフレイ(カチャファイ)精油の抽出方法

カタフレイの樹皮から水蒸気蒸留法で精油を抽出します。精油は黄色~オレンジ色です。

カタフレイ(カチャファイ)精油の香りの特徴

カタフレイは森の中を歩いているような香り、と表現される香りです。ハーブ系のスッキリとした香りと土の香りを併せ持つ、落ち着きのある香りです。

カタフレイ(カチャファイ)精油の香料・原料データ

英名Katrafay カタフレイ
和名
学名Cedrelopsis grevei
別名カタフライ
科名プタエロクシラ科
産地マダガスカル
精油の抽出部位樹皮
ノート *ベース
精油の主な成分イシュワラン、β-エレメン、テルピネン-4-オール、α-コパエン、β-カリオフィレンなど
ブレンド相性サイプレスなどの樹木系、スイート・マージョラムなどのハーブの香りと相性が良いです。

*ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。

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カタフレイ(カチャファイ)の活用法

カタフレイ(カチャファイ)だけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。

レシピを活用する際は、カタフレイの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。

精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。

芳香浴

精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。

【レシピ】
カタフレイ(カチャファイ)・・・2滴

コットンに精油のカタフレイを垂らす、もしくはアロマデフューザーを使って香りを拡散させます。

【おすすめのブレンド】
スイート・マージョラム・・・1滴

スイート・マージョラムは通経作用がある可能性がありますので、妊娠中の方は使用を控えてください。過多月経、頻発月経の方は症状が悪化する可能性がありますので使用を控えてください。授乳中の方は使用を控えてください。

ルームスプレー

部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。

【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
カタフレイ(カチャファイ)・・・8滴

無水エタノールに精油のカタフレイを混ぜ、その後精製水を加えてよく混ぜます。混ぜ合わせた液体をスプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。

【おすすめのブレンド】
サイプレス・・・4滴

サイプレスはエストロゲンという女性ホルモンの分泌に影響を与える可能性があります。女性ホルモンの分泌変動は妊娠の維持、出産に関わりますので妊娠中の方は使用を控えてください。また、子宮筋腫などエストロゲンの変動が影響を与える持病のある方は使用を控えてください。

入浴剤

精油の香りをお風呂で拡散させて楽しむ方法です。

【レシピ】
天然塩・・・30g
カタフレイ(カチャファイ)・・・2滴

計量した天然塩に精油のカタフレイを加えよく混ぜます。浴槽に入れたらお湯をよくかき混ぜてください。使用期限は1週間程度を目安とし、なるべく早く使い切ってください。
 
【おすすめのブレンド】
ローズウッド・・・1滴

ローズウッドは使用上の禁忌事項はとくにありません。

カタフレイ(カチャファイ)の禁忌・注意点

・妊娠中の方
カタフレイ(カチャファイ)に含まれるβ-カリオフィレン、α-コパエンは女性ホルモンの分泌に影響を与える可能性があります。女性ホルモンは妊娠周期によって変動しますが、女性ホルモンの増減が妊娠の維持や分娩準備に関係します。よって、万が一にも流産を誘発することがないよう、妊娠中の使用は控えてください。

・エストロゲンが原因で悪化する病気をお持ちの方
妊娠中の方の項目にある通り、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに影響を与える可能性があります。子宮筋腫などエストロゲンが原因で症状が悪化する病気をお持ちの方は使用を控えてください。


カタフレイ(カチャファイ)
精油 アロマ エッセンシャルオイル

 

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