プチプラやドラッグストアの美白化粧品は危険?敏感肌への気になる効果と副作用

プチプラやドラッグストアの美白化粧品は危険?敏感肌への気になる効果と副作用

シミ一つない白く透き通る肌、憧れますよね。

気になるシミがあるのに「レーザー治療や高級な美白化粧品は手が届かないし…」とあきらめてしまっていませんか?

実は、ドラッグストア等で購入できるプチプラの化粧品にも美白効果を持つアイテムがあります。

しかし「安い化粧水じゃ意味ないでしょ?」「ドラッグストアで売ってる化粧品って本当に安全?」という不安もありますよね。

今回は、プチプラやドラッグストアの美白化粧品についてと、敏感肌の人向けの美白化粧品の選び方をご紹介します。

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1.ドラッグストアの美白化粧品の効果

ドラッグストアで販売されている美白化粧品には、化粧水やクリームなどの種類があります。

そのどれもが、本来の化粧品の役割に追加される形で美白成分が含まれているものです。

例えば、「美白化粧水」であれば、本来の肌に潤いを与え、美容液やクリームの浸透率を良くすることという役割に加え、肌の美白に効果的なビタミンCや肌のターンオーバーを促進するL-システイン等が含まれています。

「美白化粧品」と聞くと黒く目立つシミを瞬く間に消すことができるイメージがあるかもしれませんが、実は違います。

美白化粧品の役割は、肌のターンオーバーを促進することでメラニンの排出を促し肌のバリア機能を正常化させること、つまり「肌の新陳代謝を健康な状態にし、肌に余計なメラニンが無い状態」にするということです。

デパコスとの違いは?

ドラッグストアで購入できる安価な美白化粧品と、デパートで購入することができるいわゆる「デパコス」の美白化粧品を比較すると「やっぱり高価なデパコスの方が効果があるんじゃない?」と思うかもしれません。

ところが、実は高価な美白化粧品とドラッグストアコスメは、使用されている美白有効成分に大きな違いはありません。

というのも、シミやそばかすを薄くしたり、美白に役立つ成分の種類というのは限られているためです。

メーカーの美白化粧品が高価な理由は、メーカー独自開発の成分が入っていたり、ブランド価格になっているためなのです。

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美白化粧品はどんな成分を選んだら良い?

アルブチン

アルブチンとはメラニンを生成する「チロシナーゼ」という酵素の働きを妨害しシミができるのを防ぐ成分です。

α-アルブチンとβ-アルブチンと2種類存在し、一般的にアルブチンというと「β-アルブチン」を差します。

β-アルブチンはコケモモや梨に含まれている成分です。

対してα-アルブチンは「江崎グリコ」が開発した美容成分で、効果はβ-アルブチンと同じですが、チロシナーゼ阻害効果がβ-アルブチンの約10倍あり、より高い美白効果が期待できます。

アルブチンは皮膚の中でその一部が「ハイドロキノン」という効果の高い美白成分に変化するため、ハイドロキノン誘導体とも呼ばれています。

紫外線に弱いハイドロキノンとは異なり、アルブチンは日中の使用も可能で高濃度に配合することができます。

プラセンタエキス

動物の胎盤である「プラセンタ」から抽出されたエキスです。

胎盤はアミノ酸やビタミン・ミネラル、ヒアルロン酸などの栄養成分が豊富で、肌のターンオーバーを促進させるため若返りの成分とも言われています。

ビタミンC

ビタミンCは肌のターンオーバーを正常化させ健康を保ったり、コラーゲンを生成し、肌の抗酸化力を向上させます。

肌は紫外線を浴びることによってダメージを受けます。

その紫外線ダメージによって生まれてしまうメラニンの生成を妨げ、さらにすでにできてしまったシミを淡色化させます。

ビタミンC誘導体

ビタミンCは肌への浸透率が低く壊れやすいという特徴を持ちます。

しかし、ビタミンC誘導体が配合されている美白化粧品の場合、ビタミンC誘導体がビタミンCの崩壊を防ぎ、しっかりと肌に届けてくれます。

L-システイン

L-システインはアミノ酸の一種で肌や髪を作るのに必要な成分です。

メラニンの排泄を促し、ターンオーバーを促進することでシミができるのを防ぎます。

ブロッコリーなどの一部の食品にも含まれていますが含有量が少なく、食事での摂取は難しいため美白化粧品やサプリメントから摂取するのがおすすめです。

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2.プチプラ美白化粧品の危険性、おすすめブランドは?

プチプラ美白化粧品の危険性

お肌に直接触れる美白化粧品があまりに安すぎると「危ない成分が入っているんじゃないか」と不安になることもあるかと思います。

しかし、プチプラの美白化粧品といっても肌に害を成すわけではありません。

プチプラの美白化粧品は効果を絞って成分を選んでいたり、開発メーカーの特許期間が終了した美容成分を配合しているため、最新の高級美白化粧品と比較すると効力が薄い場合はあります。

しかし、美白化粧品を使う上で重要なことは効力の強さよりも継続して使用することです。

高価で効果の高い美白化粧品を購入して使い続けられなくなるよりも、プチプラの美白化粧品を使い続ける方が、美しい白い肌に近づきます。

ただし、プチプラの美白化粧品を購入する際には下調べを忘れないようにしましょう。

なかには全くの無名ブランドであるがために情報が無く、含まれている成分さえもわからないアイテムもあります。

そのような製品は避けるようにしましょう。

おすすめのプチプラ美白美容液ブランド4選

ちふれ

「ちふれ」は株式会社ちふれ化粧品が販売する総合化粧品ブランドです。

「高品質で適正価格」をモットーにしており、手に取りやすい価格設定が魅力です。

特に「美白美容液 VC」は人気の高い美白美容液です。

ビタミンC誘導体と油溶性甘草エキスという二つの美容成分が含まれており、シミやくすみに効果的です。

油溶性甘草エキスはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑制するため、シミができにくくなります。

また、肌荒れを防止するグリチルリチン酸ジカリウムが含まれており健康的な肌へ導いてくれます。

さらさらとしたテクスチャで、無香料・無着色・ノンアルコールなため、敏感肌の人にもおすすめの美白美容液です。

無印良品

「安くて良い品」を開発・販売している無印良品は雑貨や衣類、食品などを扱うブランドです。

化粧品の評判も良く、シンプルなアイテムで人気が高いです。

無印良品の「敏感肌用薬用美白美容液」は岩手県釜石の天然水から作られたスキンケアシリーズの一つです。

無香料・無着色・ノンアルコールはもちろんのこと、無鉱物油・弱酸性・パラベンフリーの肌に優しい美白美容液です。

有効成分としてビタミンC誘導体が配合されており、日焼けのケアにも役立ちます。

また、グリセリンやホホバオイルも含まれているため、保湿効果も高い美容液です。

肌研

肌研(肌ラボ)は、ロート製薬が発売しているスキンケアシリーズです。

特に白潤シリーズは美白化粧品としての人気が高く、化粧水から美容液、美白マスクなどライン使いしている人も多いです。

美白有効成分である天然型高純度アルブチンと肌にうるおいをもたらすヒアルロン酸を配合しており、ヒアルロン酸はシミやくすみの原因となる乾燥から肌を守り、アルブチンの効果で、メラニンの生成を抑えシミの発生を防ぎます。

また、アルブチンの効果により、メラニンの生成を抑えシミの発生を防ぎます。

KOSE

日本有数の化粧品メーカーであるKOSEは高級美白化粧品だけでなく、プチプラのシリーズも販売しています。

透明感の高い美肌を目指すスキンケアシリーズ「雪肌粋」はコンビニエンスストアでも購入できる手軽さもあり、人気を博しています。

美白化粧水や美白美容液以外にも日焼け止め効果のあるクリームやマスク、クレンジングジェルなどアイテムのバリエーションが豊富なのもポイントです。

ハトムギエキスやビワ葉エキスと言った自然由来の美肌成分がたくさん含まれています。

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3.敏感肌の人の美白化粧品選び方注意点

敏感肌は刺激に弱いため、敏感肌の人が美白化粧品を選ぶ際には、肌への刺激となる成分が含まれていないものを選びましょう。

例えば、エタノールや香料・着色料、ビタミンC原液は肌へ刺激を与える成分です。

特にエタノールは別名エチルアルコールと呼ばれ、防腐効果や毛穴を引き締める収れん作用を持つため一部の化粧水にも含まれています。

揮発性が高くさっぱりと感じるので特に夏場に人気がでます。

しかし、揮発性の高い成分は、蒸発する際に肌の水分も一緒に蒸発させてしまう危険性があります。

そのため敏感肌の人の乾燥した素肌に使用すると、保湿どころか肌にダメージを与えてしまうことになりますので注意が必要です。

便化肌の人向け美白化粧品の選び方

敏感肌専用美白化粧品を使う

まずは、「敏感肌用」として販売されている美白化粧品や、敏感肌向け化粧品メーカーのアイテムを試しましょう。

簡単な方法ですが、化粧品メーカーが敏感肌用として開発・販売しているアイテムは多くの場合、ノンアルコール・無香料・無着色です。

また、パラベンフリー、無鉱物油など肌への刺激となる成分を徹底的に排除して作っている製品もあります。

美白化粧品を1点投入してみる

化粧品ブランドによっては同じ美白化粧品でも美白化粧水や、美白美容液など複数のアイテムが販売されていることがあります。

本来であれば1点使いよりもライン使いが推奨されますが、乾燥肌の人で肌トラブルが怖い場合はいきなり全ての化粧品を変えるのではなくいつものスキンケアに1つずつ美白化粧品を足していくのがおすすめです。

いきなりすべての化粧品を変えてしまうと万が一肌トラブルが発生したとき、どの化粧品が原因であったのがわからず対策を取ることができなくなってしまいます。

すると、せっかく揃えた美白化粧品の数々も、肌トラブルが怖くて使えなくなってしまいます。

新しい化粧品を1つずつ投入した場合は、肌トラブルが起きても原因が特定しやすいというメリットがあります。

肌を健康にすることに力を入れる

美白化粧品には、メラニンの生成を抑え込んだり、色素を薄くするタイプの製品と、ターンオーバーを促し肌の健康を取り戻すタイプの製品があります。

前者の製品は比較的効果や刺激の強い成分が含まれています。

そのため、敏感肌の人はメラニンの生成を阻止するタイプではなく、肌の健康を取り戻し肌本来の力でシミを薄くするような化粧品を選ぶのもおすすめです。

保湿効果の高い美白化粧品を選ぶ

敏感肌の人にとって、肌の炎症を沈めるためにも保湿成分は重要です。

また、肌に潤いがあるほど美白成分も馴染みやすくシワ等の防止にもなるため美白成分だけではなく保湿効果も兼ね備えた製品を選びましょう。

特に保湿成分の王様とも呼ばれる「セラミド」やヒアルロン酸が含まれている美白化粧品がおすすめです。

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4.美白化粧品の口コミは本当?嘘?

美白化粧品の商品紹介や広告を見ていると様々な口コミが載っていますよね。

例えば、このような口コミです。

「この化粧品に出会えてよかった!肌がパッと明るくなりました」
「しっとり感がすごい。乾燥を感じなくなりました。」

メーカーや販売店が記載している口コミは「良い口コミ」だけを抜粋している場合がほとんどです。

商品を売るために広告を出しているのだから当たり前ですよね。

実際に購入した人の口コミが見たい場合は、SNSやレビューサイトを見るのがおすすめです。

口コミをチェックするときの注意点

ネットの口コミをチェックする際の注意点は2つあります。

1つ目は、口コミを鵜呑みにしてはいけないという点です。

普通の口コミも存在しますが、中には悪意のある虚偽や過剰な賛美が含まれていることもあります。

どんな人が書いたのか、本当に使って書いたのか、確認することができないということを忘れないようにしましょう。

2つ目は、肌質は人によって異なるという点です。

人の肌質は単純に乾燥肌、敏感肌、オイリー肌と分けられるものではありません。

一定の基準や傾向はありますが、肌質は人によって異なります。

口コミでの評価が高いからと言って必ずしも自分にも合う化粧品とは限りません。

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5.美白化粧品はトライアルから始めるべき

「トライアルセット」とは、化粧品ブランドの洗顔料や、化粧水、乳液などのラインアイテムをミニサイズでまとめたお試しセットのことです。

消費者に商品を手軽に試してもらうために販売されているため、お手頃価格で購入することができます。

中には無料サンプルとして配布している化粧品ブランドもあります。

トライアルセットのメリット

初めからライン使いできる

さて、美白化粧品に限らず、ラインで販売されている化粧品はライン使いすることが推奨されています。

せっかく購入した美白化粧品も「化粧水だけ」「美容液だけ」ではライン使いと比較すると効果が少なくなってしまいます。

とはいえ、全く使ったことのない化粧品をライン一式揃えるのは大変です。

トライアルセットなら、初めからライン一式揃った状態で化粧品を試すことができます。

肌質に合うか試せる

せっかく購入した高価な美白化粧品も、肌に合わなければ意味がありませんよね。

敏感肌用の化粧品であっても、人によって肌トラブルが発生してしまうこともあります。

トライアルセットで試すことによって安心して製品を購入することができます。

お得な制度がある場合もある

また、アイテムによっては、効果を実感できない場合に使える返金保証制度や、トライアルセットが気に入って製品を購入する場合に割引特典があるなどお得なサービスが設定されている場合もあります。

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