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ガランガルは日本では馴染みのない植物ですが、東南アジア地域では料理に欠かせないスパイスとして知られています。
このようなガランガルですが、精油としても使われており、抗菌作用などを持っています。
ここではガランガルとはどのような植物か?使い方の歴史、ガランガルの精油の香りや特徴、作用、使い方・活用法、使用する時の注意点などについて紹介していきます。
ガランガルってどんな植物?
ガランガルは東南アジアが原産のショウガ科の多年草です。草丈は1~2m程度で、葉は細長く、白い花びらに赤い筋が入ったような模様の花をつけ、赤く小さな実を実らせます。茎の一部は肥大してショウガのような見た目になっており、その部分を根茎と呼びます。
ガランガルは寒さに弱い植物ですが、関東以南であれば日本でも栽培可能とされています。ただし、日本で栽培する場合は気温や日照時間の不足で花が咲かない、根茎が太くならないという場合もあります。
ガランガルという名前はショウガ科の大ガランガル(ナンキョウ)、小ガランガル(リョウキョウ)、オオバンガジュツ、バンウコンなど複数の植物に対して使われていますが、アロマセラピーでガランガルという時には大ガランガルを指します。
ガランガルの使い方・活用法の歴史
ガランガルの香りは、古代エジプト時代にはお香として活用されていたと言われています。
中国においては、西暦500年頃から生薬として活用していると言われ、ガランガルの根茎をナンキョウ、実をコウズクと呼び、胃腸の不快や呼吸器の不快症状に良い生薬として現在も活用しているそうです。
インドでも胃腸や呼吸器の不調に良い植物として活用されており、アーユルヴェーダ(世界三大伝統医学のひとつであるインド大陸の伝統的医学)でも使われているそうです。
また、東南アジアでは現在もガランガルとライムを混ぜたものを腹部不快の軽減のために飲んだり、滋養強壮剤として飲んでいる地域があるそうです。
ヨーロッパにおいてはいつから活用されているか不明なのですが、イギリスの英国薬草薬局方(医薬品に関する品質規格書)に消化不良や吐き気などに有効であると紹介されているそうです。
また食用としては、ショウガのような香りや辛味や酸味があることからか、タイでは「カー」と呼ばれグリーンカレーやトムヤンクンなどの煮込み料理に入れて活用されています。根茎はとても固いため、風味付けにいれるだけでそのものを食べることはしませんが、花や新芽などはサラダなどにして生で食べるそうです。
日本では特に活用されてきませんでしたが、近年タイ料理などアジア料理が普及してきたことに伴い、その存在が少しずつ知られるようになっています。
ガランガル精油の特徴
ガランガル精油の抽出方法
ガランガルの根茎から水蒸気蒸留法で精油を抽出します。精油は薄黄色です。
ガランガル精油の香りの特徴
ショウガの香りに少し甘さが加わったような香りです。
ガランガル精油の香料・原料データ
英名 | Galangal ガランガル |
和名 | ナンキョウ(南姜) |
学名 | Alpinia galanga |
別名 | 泰生姜、ダイガランガル(大ガランガル) |
科名 | ショウガ科 |
産地 | 中国、インドネシア、タイなど |
精油の抽出部位 | 根茎 |
ノート * | ミドル |
精油の主な成分 | 1.8シネオール、オイゲノール、α-ピネン、β-ピネンなど |
ブレンド相性 | レモンなどの柑橘系、ローズマリーなどハーブ系の香りと相性が良いです。 |
*ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。
ガランガルの活用法
ガランガルだけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。
レシピを活用する際は、ガランガルの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。
精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。
芳香浴
精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。
【レシピ】
ガランガル・・・2滴
コットンに精油のガランガルを垂らす、もしくはアロマデフューザーを使って香りを拡散させます。
【おすすめのブレンド】
レモン・・・1滴
レモンは肌につくと皮膚刺激を与える可能性がありますので、肌につけないようにしてください。
ルームスプレー
部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。
【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
ガランガル・・・5滴
無水エタノールに精油のガランガルを混ぜ、その後精製水を加えてよく混ぜます。混ぜ合わせた液体をスプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。
【おすすめのブレンド】
ローズマリー・シネオール・・・7滴
ローズマリー・シネオールは神経毒性を持つケトン類が少量含まれていますので、妊娠中の方は使用を控えてください。月経過多、高血圧、てんかんの既往がある方も使用を控えてください。
ガランガルの禁忌・注意点
・敏感肌の方、小児、乳幼児への使用
ガランガルに含まれている1.8シネオールやオイゲノールは皮膚刺激を与える場合があります。敏感肌の方や小児、乳幼児への使用は控えてください。
・妊娠中、授乳中の方
ガランガルには危険性が高い成分が含まれているわけではないのですが、メジャーな精油ではなく使用してのデータがあまりありません。安全のため妊娠中、授乳中の方は使用を控えてください。