ジュニパー(ジュニパーベリー)アロマ精油・エッセンシャルオイルの香り、特徴、使い方、禁忌・注意点など

精油ジュニパー(ジュニパーベリー)の香り、特徴、使い方、禁忌・注意点

ジュニパーはジンというお酒の香りの原料になる植物で、ジンの香りはジュニパーベリーと呼ばれるジュニパーの果実から作られています。

また精油のジュニパーは小枝や果実から採れ、一般的にはジュニパーと呼んでいますが、小枝と果実から作るものをジュニパー、果実のみで作るものをジュニパーベリーと分けて呼ぶこともあります。

ここではジュニパーとはどのような植物か?ジュニパー(ジュニパーベリー)の精油の香りや特徴、使い方・活用法や、使用する時の注意点などについて紹介します。

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ジュニパーってどんな植物?

ジュニパーはヨーロッパ、北アメリカ、アジアと広い範囲に生息している常緑針葉樹です。樹高は10m程度、松のような葉を持ち、春になると3mm程度の黄色い花をつけます。花が終わると緑色の果実が実り、熟すると黒色に変わります。

ジュニパーは雌雄異株という雄花と雌花が別の木に咲く植物で、果実を実らせるためには雄株と雌株が必要です。

ジュニパーってどんな植物?

ジュニパーはヨーロッパ、北アメリカ、アジアと広い範囲に生息している常緑針葉樹です。樹高は10m程度、松のような葉を持ち、春になると3mm程度の黄色い花をつけます。花が終わると緑色の果実が実り、熟すと黒色に変わります。

ジュニパーは雌雄異株という雄花と雌花が別の木に咲き、風による受粉で果実を実らせる植物ですので、果実を実らせるには雄株と雌株を近くに植える必要があります。

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ジュニパー(ジュニパーベリー)の使い方・活用法の歴史

ジュニパーは主にジュニパーベリーと呼ばれる果実部分が活用されていますので、ジュニパーベリーの活用法の歴史について紹介します。

ジュニパーベリーは古代ローマ時代には、当時とても高価だった胡椒の代用品として、調理に使うスパイスや、薬として活用されていたそうです。

古代エジプトでは薬や、神に捧げる薫香、身分の高い人が使う香料として活用されており、ツタンカーメンの墓の中からジュニパーベリーが見つかっています。

イタリアでは11世紀頃にジュニパーベリーを使った蒸留酒が修道士によって作られ、薬用酒として活用されていました。

その後17世紀にオランダのフランシスクス・シルヴィウスという医師がこの薬用酒のレシピを発展させ、利尿、解熱薬として植民地の熱病治療に活用したと言われています。

この薬用酒はジンと呼ばれ、薬用酒としてではなく嗜好品として世界各地に広がっていきました。

ジュニパーベリーは現在、世界各地でスパイスやハーブティー、香料として活用されており、中国や日本では杜松子(トショウシ)、または杜松実(トショウジツ)という漢方薬としても活用されています。

ジュニパー(ジュニパーベリー)精油の特徴

ジュニパー(ジュニパーベリー)精油の抽出方法

ジュニパーの果実、もしくは果実と小枝から水蒸気蒸留法で抽出され、精油の色は無色~薄い黄色です。

果実のみの精油(ジュニパーベリー)と果実と小枝の精油(ジュニパー)の性質や香りに大きな違いはありません。

ジュニパー(ジュニパーベリー)精油の香りの特徴

ジュニパー(ジュニパーベリー)は松葉のようなシャープで爽やかな香りの精油です。

ジュニパー(ジュニパーベリー)のデータ

英名 Juniper ジュニパー
Common Juniper コモンジュニパー
和名 西洋杜松 セイヨウネズ
学名 Juniperus communis ユニペルス コンムニス
別名 モロンド
科名 ヒノキ科
産地 北イタリア、ハンガリー、フランスなど
精油の抽出部位 果実(樹果)、小枝
ノート * ミドル
精油の主な成分 α-ピネン、β-ピネン、サビネン、ミルセン、テルピネン-4-オール、β-カリオフィレンなど
ブレンド相性 レープフルーツなど柑橘系の香りやサンダルウッドなど樹木系の香りと相性が良いです。
禁忌・注意 妊娠中の方は使用を控えてください。
過多月経の方は使用を控えてください。
敏感肌の方は使用を控えてください。
腎臓疾患のある方は使用を控えてください。
腎臓や肝臓に負担をかける可能性がありますので長期的な使用は控えてください。

*ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。

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ジュニパー(ジュニパーベリー)の活用法

ジュニパー(ジュニパーベリー)だけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。

なおレシピを活用する際は、ジュニパーの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。

精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。

芳香浴

精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。

【レシピ】
ジュニパー・・・2滴

コットンに精油のジュニパー(ジュニパーベリー)を垂らす、もしくはアロマデフューザーを使って香りを拡散させます。アロマデフューザーを使う場合はそれぞれの取り扱い説明書の内容に沿って使用してください。

【おすすめのブレンド】
サンダルウッド・・・1滴

サンダルウッドは使用上の禁忌事項は特にありません。サンダルウッドはアロマデフューザーを詰まらせる場合がありますので、ブレンドした精油をコットンに垂らしてください。

ルームスプレー

部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。

【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
ジュニパー・・・6滴

無水エタノールに精油のジュニパー(ジュニパーベリー)を混ぜ、その後精製水を加えてよく混ぜます。混ぜ合わせた液体をスプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。

【おすすめのブレンド】
グレープフルーツ・・・9滴

グレープフルーツ精油を肌につけて日光に当たると炎症を起こす可能性がありますので、日中使用する際は日焼け止めを塗るなどのUV対策をしてください。
また、精油が肌につくと皮膚刺激を感じる場合がありますので、肌につかないよう注意してください。

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ジュニパー(ジュニパーベリー)の禁忌・注意点

・妊娠中の方
ジュニパー(ジュニパーベリー)に含まれるβ-カリオフィレンは女性ホルモンの分泌に影響を与える可能性があります。女性ホルモンの変動は妊娠の維持に影響を与えますので妊娠中の方は使用を控えてください。

・過多月経の方
ジュニパー(ジュニパーベリー)は文献によっては月経量を増やす働きがあるとされています。過多月経の方は使用を控えてください。

・敏感肌の方
ジュニパー(ジュニパーベリー)にはα-ピネンなど肌に刺激を与える可能性がある成分が複数含まれていますので敏感肌の方は使用を控えてください。

・腎臓疾患のある方
ジュニパー(ジュニパーベリー)は腎臓に働きかける作用があるとされており、腎臓に疾患がある場合は負担をかける可能性があります。腎臓疾患のある方は使用を控えてください。

・長期的な使用について
ジュニパーは長期的に使用すると、特に持病のない方であっても腎臓や肝臓に負担をかける可能性がありますので、継続的な使用は2週間程度にしてください。

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