[本ページはプロモーションが含まれています]
ジョンキルは水仙の一種で、日本では黄水仙(キズイセン)と呼ばれています。
ジョンキルの花からは甘い香りの精油が採れますが、採油率がとても低いため希少価値が高く、とても高価です。
ここではジョンキルとはどのような植物か?ジョンキルの精油の香りや特徴、使い方・活用法や、使用する時の注意点などについて紹介します。
ジョンキルってどんな植物?
ジョンキルは南ヨーロッパ原産の多年草で、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと広い範囲に生息しています。
草丈は30㎝程度で、葉は細長く、茎は中空になっており、茎の先端に甘い香りがする黄色の花を咲かせます。
ジョンキルの使い方・活用法の歴史
ジョンキルはフランスやモロッコで香料植物として栽培され、主に香水用の香料として活用されています。
いつ頃から活用されているのか不明ですが、18世紀頃にアントワンヌ・シリス社というフランスの香料会社が出したカタログにジョンキルから採れる香料が掲載されているそうです。
日本には江戸時代末期頃に伝わったと言われており、観賞用として活用されていました。
現在は世界各地で観賞用、香水の香料として活用されています。
ジョンキル精油の特徴
ジョンキル精油の抽出方法
ジョンキルの花から有機溶剤抽出法で精油を抽出します。精油は粘り気が強く、茶色~濃いオレンジ色です。
ジョンキルはどんな香り?精油の香りの特徴
ジョンキル精油は蜂蜜のような甘い香りのなかに、わずかに草のような苦さが感じられる香りです。
ジョンキルの香料・原料データ
英名 | Jonquil daffodil ジョンキル ダフォディル |
和名 | 黄水仙 キズイセン |
学名 | Narcissus jonquilla ナルキッスス ヨンクイッラ |
科名 | ヒガンバナ科 |
産地 | フランス、モロッコ |
精油の抽出部位 | 花 |
ノート * | ミドル~ベース |
精油の主な成分 | β-オシメン、安息香酸メチル、リナロール、安息香酸ベンジル、インドールなど |
ブレンド相性 | イランイランなどフローラル系の香りやオレンジ・スイートなど柑橘系の香りと相性が良いです。 |
禁忌・注意 | 敏感肌の方は使用を控えてください。 |
*ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。
ジョンキルの活用法
ジョンキルだけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。
なおレシピを活用する際は、ジョンキルの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。
精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。
芳香浴
精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。
【レシピ】
ジョンキル・・・1滴
コットンに精油のジョンキルを垂らして香りを拡散させます。
【おすすめのブレンド】
イランイラン・・・1滴
イランイランは高濃度で使用すると、頭痛や吐き気などの気分不快を起こす可能性があります。高濃度のレシピではありませんが、気分不快を感じたら使用を中止してください。
ルームスプレー
部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。
【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
ジョンキル・・・2滴
無水エタノールに精油のジョンキルを混ぜ、その後精製水を加えてよく混ぜます。混ぜ合わせた液体はスプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。
【おすすめのブレンド】
オレンジ・スイート・・・10滴
オレンジ・スイートは肌につくと皮膚刺激を与える可能性がありますので、肌につけないようにしてください。
ジョンキルの禁忌・注意点
・敏感肌の方
ジョンキルに多く含まれるβ-オシメンは皮膚刺激を与える可能性がありますので、敏感肌の方は使用を控えてください。
ジョンキル 100% 無添加
アロマ 精油 エッセンシャルオイル
スポンサーリンク