ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)アロマ精油・エッセンシャルオイルの香り、特徴、使い方、禁忌・注意点など

アロマ精油・エッセンシャルオイル

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ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)は主にイギリスで活用されてきたミントの一種です。

ペニーロイヤルという名前は、ロイヤルに関しては由来がはっきりしていませんが、ペニーは葉の形がイギリスのペニー硬貨に似ていることが命名の理由だと言われています。

ペニーロイヤル精油はミントの良い香りがしますが、プレゴンという危険性の高い成分が多く含まれているためアロマセラピーで使用することは推奨されていません。

安全ガイドでは最も毒性の強い精油のグループに分類されています。

ただ、推奨されていませんが、法的に規制されているわけではなく、販売や使用が規制されているわけではなく、使っているセラピストもゼロではありません。

 

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ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)ってどんな植物?

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)はヨーロッパ原産の多年草で、現在はヨーロッパやアジアに分布しています。

草丈は30〜50㎝で、茎は細く、少しクネクネとしており、横に広がるように成長していきます。茎の所々に薄ピンク色〜薄紫色の小さな花が球形に集合して咲きます。

葉は卵形で、葉の淵は基本的には滑らかですが、とても小さなギザギザがあるものもありまます。

丈夫で繁殖力が強く、種だけではなく、地下茎を伸ばすことでも増えていきます。

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ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)の使い方・活用法の歴史

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)はいつから活用されてきたか不明ですが、ヨーロッパでは摘み取ったペニーロイヤルを布で包み、ベッドに入れてノミ避けとして活用していました。

また、具体的な使い方は不明ですが堕胎薬としても活用されていたそうです。

イギリスでは、年代は不明ですが、健康に役立つ薬草や食材としても活用されるようになりました。

薬草としては、月経不順や胃腸の不快症状の改善、痙攣を抑える目的で活用されており、食材としては調理用ハーブやハーブティの原料に活用されていました。

現在も調理用ハーブとして活用されており、ブラックプディング(豚の血液や脂肪、ハーブ、オーツ麦を合わせて作ったソーセージ)などの料理に使われています。

ただ、イギリスでは料理に使用していますが、ペニーロイヤルには毒性があり、摂取量を間違うと健康を害する恐れがあります。専門的な知識がない状態で摂取することは危険ですので、自己判断で食べることはしないでください。

現在は、主に観賞用植物として活用されており、地面を這うように横方向に成長することや、踏みつけても枯れないことから芝生の代わりとしても活用されています。

 

 

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)精油の特徴

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)精油の抽出方法

ペニーロイヤルの全草(花、茎、葉)を水蒸気蒸留し精油を抽出します。精油は薄い黄色〜無色です。

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)精油の香りの特徴

爽快感のあるミントの香りです。ミントやペパーミントよりシャープな印象の香りです。

ペニーロイヤル(ペニーロイヤルミント)精油の

英名Pennyroyal ペニーロイヤル
和名目草薄荷 メグサハッカ
学名Mentha pulegium メンタ プレギウム
別名ペニーロイヤルミント、ヨーロピアンペニーロイヤル
科名シソ科
産地スペイン、モロッコなど
精油の抽出部位全草(花、葉、茎)
ノート *ミドル
精油の主な成分プレゴン、イソメントン、ネオメントン、メントンなど
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ペニーロイヤルの活用法

ペニーロイヤル精油の使用は推奨されていません。

ペニーロイヤルの禁忌・注意点

ペニーロイヤル精油には神経毒性が示唆されているケトン類がとても多く含まれています。
ケトン類の中でも毒性が強いとされるプレゴンが全成分の約半分を占めており、健康を害する恐れがあるためアロマセラピーでの使用は推奨されていません。


ペニーロイヤル
精油 アロマ エッセンシャルオイル

 

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