タンジェリン(アロマ精油・エッセンシャルオイル)の香り、特徴、使い方、禁忌・注意点など

精油タンジェリンの香り、特徴、使い方、禁忌・注意点

タンジェリンはミカン科の樹木で、温州ミカンやデコポンの仲間です。

タンジェリンはマンダリンという品種から派生した品種で、この2つの品種は植物学上同じ分類の植物として扱われており、Citrus reticulata(キトルス レティクラタ)という同じ学名を持っています。

タンジェリンとマンダリン、どちらからも精油が採れるのですが、同じ学名であると区別がしにくいため、マンダリンをCitrus reticulata(キトルス レティクラタ)、タンジェリンをCitrus reticulata blanco var. tangerine(キトルス レティクラタ ブランコ バー タンジェリネ)と表記することが多いです。

ここではタンジェリンとはどのような植物か?タンジェリンの精油の香りや特徴、使い方・活用法や、使用する時の注意点などについて紹介します。

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タンジェリンってどんな植物?

タンジェリンはインド原産の常緑低木で、現在はアジアやヨーロッパ、アメリカと広い地域で栽培されています。

樹高は1.5~2.5m程度、葉は横幅が広い丸みのある形、花は白色で花びらは五枚です。

花が終わると赤みの強いオレンジ色の果実が実ります。

タンジェリンの名前の由来

タンジェリンという名前はtangier(タンジール、タンジェ)という、モロッコの都市の名前が由来であると言われています。

これはタンジェリンがヨーロッパやアメリカに伝わる際、tangier(タンジール、タンジェ)から出荷されたためだと言われています。

タンジェリンの使い方・活用法の歴史

タンジェリンは原産地であるインドから中国やモロッコ、さらにヨーロッパやアメリカに伝わっていきましたが、当時各地でどのように活用されてきたかは不明です。

タンジェリンは現在、世界各地で食用、食品用の香料とする目的で栽培されていますが、主生産地はアメリカで、日本も主にアメリカから輸入しています。

アメリカでタンジェリンの栽培が始まったのは1870年頃、G.Lダンシー大佐によって開始されたと言われ、大佐の名前にちなんで、現在もタンジェリンのことをダンシータンジェリンと呼ぶこともあります。

タンジェリンが日本に伝わった時期は不明ですが、現在は大手スーパーやデパートなどで食用として販売されています。

タンジェリン精油の特徴

タンジェリン精油の抽出方法

果皮から圧搾法で精油を抽出します。精油はオレンジ色です。

タンジェリン精油の香りの特徴

ミカンのような爽やかで甘い香りです。オレンジやマンダリンよりも軽やかな香り、繊細な香りと表現されることもあります。

タンジェリンの香料・原料データ

英名 Tangerine タンジェリン
和名
学名 Citrus reticulata キトルス レティクラタ
Citrus reticulata blanco var. tangerine キトルス レティクラタ ブランコ バー タンジェリネ
別名 ダンシータンジェリン
科名 ミカン科
産地 アメリカ、ブラジル、イタリアなど
精油の抽出部位 果皮
ノート * トップ
製油の主な成分 リモネン、γ-テルピネン、ミルセン、α-ピネン、シトロネラール、リナロール、ネラールなど
ブレンド相性 カモミールローマンなどフローラル系の香りやカルダモンなどスパイス系の香りと相性が良いです。
禁忌・注意 敏感肌の方は使用を控えてください。

*ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。

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タンジェリンの活用法

タンジェリンだけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。

またレシピを活用する際は、タンジェリンの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。

精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。

芳香浴

精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。

【レシピ】
タンジェリン・・・2滴

コットンに精油のタンジェリンを垂らす、もしくはアロマデフューザーを使って香りを拡散させます。

【おすすめのブレンド】
カルダモン・・・1滴

カルダモンには皮膚刺激を与える可能性のある成分が含まれていますので、肌につけないようにしてください。

ルームスプレー

部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。

【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
タンジェリン・・・9滴

無水エタノールに精油のタンジェリンを混ぜ、その後精製水を加えてよく混ぜます。混ぜ合わせた液体はスプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。

【おすすめのブレンド】
ラベンダー・・・6滴

ラベンダーは通経作用があるとされていますので、妊娠初期(妊娠4か月位まで)の方は使用を控えてください。

入浴剤

精油の香りをお風呂で拡散させて楽しむ方法です。

【レシピ】
天然塩・・・30g
タンジェリン・・・2滴

計量した天然塩に精油のタンジェリンを加えよく混ぜます。浴槽に入れたらお湯をよくかき混ぜてください。使用期限は1週間程度を目安とし、なるべく早く使い切ってください。

【おすすめのブレンド】
カモミールローマン・・・1滴

カモミールローマンは文献によっては通経作用があるとされていますので、妊娠初期(妊娠4か月目くらいまで)の方は使用を控えてください。キク科アレルギーをお持ちの方は使用を控えてください。

タンジェリンの禁忌・注意点

・敏感肌の方
タンジェリンにはリモネンなど皮膚刺激を与える可能性のある成分が含まれていますので敏感肌の方は使用を控えてください。


タンジェリン 5 ml
アロマ 精油 エッセンシャルオイル

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