ナナミント(アロマ精油･エッセンシャルオイル)の香り､特徴､使い方､禁忌･注意点など

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ナナミントはスペアミントの一種で、葉や茎、花から軽やかですっきりとしたミントの香りの精油が採れます。

ナナミント精油はあまり流通してはいませんが、リフレッシュしたい時や頭をすっきりさせたい時に良い香りとされています。

ここではナナミントとはどのような植物か？ナナミントの精油の香りや特徴、使い方・活用法や、使用する時の注意点などについて紹介します。

ナナミントってどんな植物？

ナナミントはモロッコ原産の多年草です。

草丈は30～60㎝程度、葉の色は濃い緑、形は先端の尖った楕円形で、周囲にはノコギリの歯のような切れ込みが入っており、表面にしわがあります。

花は紫色で、茎の先端部に密集するように咲きます。

ナナミントの使い方・活用法

ナナミントは主にハーブティーとして活用されており、Wissotzky Tea（ヴィソツキーティー）や成城石井のNUMI（ヌミ）に配合されています。

ナナミント 5ml
アロマ 精油 エッセンシャルオイル

ナナミント精油の特徴

ナナミント精油の抽出方法

ナナミントの葉もしくは全草（葉、茎、花）から水蒸気蒸留法で精油を抽出します。精油は無色透明です。

ナナミント精油の香りの特徴

軽やかで清涼感のあるミントの香りです。

ナナミントの香料・原料データ

＊ノートは精油の揮発する時間や香りの持続する時間を表すものです。香り立ちが最も早いが持続時間が短いトップノート、香り立ちはゆっくりだが長い時間香り続けるベースノート、ちょうど中間の性質を持つミドルノートの3つに分類されます。

ナナミントの活用法

ナナミントだけでも香りを楽しめますが、他の精油を加えることでより香りが豊かになります。ブレンドにおすすめの精油も併せて紹介していますので、基本のレシピに足して使ってください。

またレシピを活用する際は、ナナミントの使用時の注意事項、ブレンドとして加える精油の使用時の注意事項のいずれかに該当する項目がないかどうか確認してください。

精油の成分に対する体の反応には個人差があります。気分不快を感じた場合は使用を中止してください。

芳香浴

精油の香りを室内に拡散させ香りを楽しむ方法です。

【レシピ】
ナナミント・・・2滴

コットンに精油を垂らす、もしくはアロマデフューザーを使って香りを拡散させます。

【おすすめのブレンド】
ラベンダー・・・1滴

ラベンダーは通経作用があるとされていますので、妊娠初期（妊娠4か月位まで）の方は使用を控えてください。

ルームスプレー

部屋中に香りを拡散させ香りを楽しむ方法です。スプレーを使う時はその都度、瓶をよく振ってください。スプレーは肌にはつけないようにしてください。

【レシピ】
精製水・・・8ml
無水エタノール・・・12ml
ナナミント・・・5滴

無水エタノールに精油のナナミントと精製水を加えてよく混ぜ、スプレー式の遮光瓶に入れて使ってください。遮光瓶は風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。スプレーは2週間程度で使い切ってください。

【おすすめのブレンド】
レモン・・・10滴

レモンは肌につくと皮膚刺激を与える可能性がありますので、肌につけないようにしてください。

ナナミントの禁忌・注意点

・敏感肌の方
ナナミントに含まれているリモネンは皮膚刺激を与える可能性があります。敏感肌の方は使用を控えてください。

・妊娠中、授乳中の方、小児、乳幼児への使用
ナナミントは精油成分の情報や使用データが少ない精油です。危険性の高い成分が含有されているとはされていませんが、妊娠中、授乳中の方、小児、乳幼児への使用は控えてください。

・てんかん発作を起こしたことのある方
ナナミントに含まれているカルボンは中枢神経を刺激し、てんかん発作を誘発する可能性があるケトン類という成分です。
カルボンはケトン類の中でも危険性の低い成分とされていますが、精油情報が少ないこともありますので、てんかん発作を起こしたことがある方は使用を控えてください。

・高濃度での使用、長期連用について
ケトン類は高濃度で使用するとめまいなどの症状を起こす可能性がありますので、レシピの濃度を上限として使用してください。また、長期間の連用により肝臓や腎臓にダメージを与えるとされていますので、連続しての使用は長くても一週間程度としてください。

ナナミント 5ml
アロマ 精油 エッセンシャルオイル

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