精油(エッセンシャルオイル)希釈植物油小麦胚芽油(ウィートジャーム油)とは?特徴・成分・使い方・選び方まで

アロマ精油・エッセンシャルオイル

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)は、小麦の胚芽から抽出される植物油です。小麦の生命力が凝縮された胚芽には、さまざまな脂質やビタミンEなどが含まれており、小麦胚芽油は古くから食用や化粧品など幅広い用途に利用されてきました。

アロマテラピーでは、精油(エッセンシャルオイル)を希釈するキャリアオイル(基材)のひとつとして利用されています。比較的コクのある使用感が特徴で、単独で使用するだけでなく、ほかの植物油とブレンドして使うこともできます。

小麦胚芽油には、リノール酸やオレイン酸などの脂肪酸のほか、トコフェロール(ビタミンE)などが含まれています。そのため、植物油の成分や特徴に興味がある方からも注目されているキャリアオイルです。

ここでは、小麦胚芽油とはどのような植物油なのか、原料となる小麦胚芽の特徴から、含まれる成分、キャリアオイルとしての使い方、精油とのブレンド、選び方、保存方法や使用時の注意点まで紹介します。

小麦胚芽(ウィートジャーム)とはどんな植物?

小麦胚芽(ウィートジャーム)は、小麦の粒の中にある「胚」の部分です。小麦が発芽して新しい植物へ成長するときに重要な役割を持っています。

小麦胚芽は小麦粒全体の中ではごくわずかな部分ですが、脂質やたんぱく質、ビタミンEなどを含んでいます。

この小麦胚芽から油を抽出したものが「小麦胚芽油(ウィートジャーム油)」です。

小麦胚芽(ウィートジャーム)の基本情報

項目内容
英語名Wheat Germ
和名小麦胚芽
原料植物コムギ
学名Triticum aestivum L. など
科名イネ科(Poaceae)
使用部位胚芽(Germ)
植物油小麦胚芽油(Wheat Germ Oil)

小麦はイネ科に属する穀物で、一般的なパンや麺、菓子などに利用されている身近な植物です。小麦にはさまざまな種類がありますが、一般的な小麦として知られているのが、Triticum aestivum L.(普通系コムギ)です。

「Wheat Germ(ウィートジャーム)」という名前は、英語で「小麦の胚芽」を意味します。「Wheat」は小麦、「Germ」は植物の種子にある発芽する部分、つまり胚芽を表しています。

なお、小麦胚芽油の成分や組成は、使用する小麦の種類や産地、抽出方法などによって違いが生じることがあります。そのため、植物油としての具体的な特徴を確認するときには、使用する製品の表示やメーカーの情報を確認することも大切です。
実際に、小麦胚芽油の抽出方法によって、トコフェロールやフィトステロールなどの成分量に違いが生じることが報告されています。

小麦の「胚芽」とは?

では、小麦胚芽とは小麦のどの部分でしょうか?

小麦の粒を大きく分けると、主に「ふすま」「胚乳」「胚芽」の3つの部分があります。

「ふすま」は小麦粒の外側を覆っている部分、「胚乳」は小麦粒の大部分を占め、発芽する際の栄養源となる部分です。そして「胚芽」は、将来、新しい小麦の植物へと成長する部分にあたります。

胚芽は、小麦の種子の中にある、発芽すると茎や葉、根などの新しい植物体へ成長していく部分です。
小麦粒全体に占める割合は約2.5~3.8%と小さく、小麦の中でもごくわずかな部分です。

しかし、量は少ないものの、胚芽には脂質やたんぱく質、トコフェロール(ビタミンE)などが含まれています。

この小麦胚芽を原料として油を抽出したものが、「小麦胚芽油(ウィートジャーム油)」です。

小麦胚芽油には、リノール酸やオレイン酸などの脂肪酸のほか、トコフェロール(ビタミンE)や植物ステロールなどの成分が含まれています。

小麦胚芽と小麦胚芽油の関係は、
小麦 → 小麦の粒 → 胚芽 → 小麦胚芽油
と考えると分かりやすいです。

つまり、「小麦そのものから油を搾る」というより、小麦の粒に含まれる「胚芽」という部分を原料として油を抽出するということです。

小麦胚芽油とウィートジャーム油の違い

「小麦胚芽油」と「ウィートジャーム油」は、基本的に同じ植物油を指す名称です。

日本語では「小麦胚芽油」、英語ではWheat Germ Oil(ウィートジャームオイル)と表記されます。

「Wheat」は「小麦」、「Germ」は「胚芽」、「Oil」は「油」という意味なので、Wheat Germ Oilを日本語にすると「小麦胚芽油」となります。

アロマテラピーや植物油の販売サイトでは「小麦胚芽油」「ウィートジャーム油」「ウィートジャームオイル」など、さまざまな名称で表示されることがあります。

そのため、商品を探すときには、
・小麦胚芽油
・ウィートジャーム油
・ウィートジャームオイル
・Wheat Germ Oil
といった表記を知っておくと便利です。

なお、小麦胚芽そのものと、小麦胚芽から抽出した油は別のものです。
小麦胚芽をそのまま使用する場合と、そこから油を抽出した小麦胚芽油では、含まれる成分の構成も異なります。

キャリアオイルとして使用する場合は、「小麦胚芽」ではなく、小麦胚芽から抽出された植物油である「小麦胚芽油(ウィートジャーム油)」を使用します。

このように、小麦胚芽油は小麦の粒の中にある小さな「胚芽」から得られる植物油です。

次の章では、実際にキャリアオイルとして使う小麦胚芽油には、どのような脂肪酸やビタミンEなどの成分が含まれているのか、その特徴を詳しく見ていきます。

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)とは?

小麦胚芽油は、食用として利用されるほか、化粧品の原料や、アロマテラピーで精油を希釈するキャリアオイルとしても利用されています。

小麦胚芽油には、リノール酸やオレイン酸などの脂肪酸をはじめ、トコフェロール(ビタミンE)や植物ステロールなど、さまざまな成分が含まれています。また、植物油としての色や香り、質感にも特徴があります。

植物油としては比較的コクのある使用感が特徴で、未精製か精製されているかによって、色や香り、使用感などが異なります。

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)の基本情報

項目内容
英名Wheat Germ Oil
和名小麦胚芽油
原料小麦
使用部位胚芽
抽出方法圧搾法など
黄色~濃黄色など
用途キャリアオイル、化粧品原料、食用など

小麦胚芽油に含まれる脂肪酸

小麦胚芽油には、リノール酸やオレイン酸をはじめ、パルミチン酸、α-リノレン酸などの脂肪酸が含まれています。中でも多く含まれているのがリノール酸で、次いでオレイン酸などが挙げられます。小麦胚芽油に含まれる脂肪酸の種類や割合は、原料となる小麦の品種や産地、栽培条件、抽出方法などによって異なります。

一般的な小麦胚芽油に含まれる主な脂肪酸は、以下のとおりです。

脂肪酸一般的な特徴
リノール酸多価不飽和脂肪酸。小麦胚芽油に多く含まれる代表的な脂肪酸
オレイン酸一価不飽和脂肪酸。植物油に広く含まれる脂肪酸
パルミチン酸飽和脂肪酸。小麦胚芽油に含まれる代表的な脂肪酸のひとつ
α-リノレン酸多価不飽和脂肪酸。オメガ3系に分類される脂肪酸

脂肪酸の構成は、小麦胚芽油の性質を知るうえで重要なポイントです。特に小麦胚芽油は、リノール酸などの多価不飽和脂肪酸を比較的多く含む植物油として知られています。

ただし、脂肪酸の含有量は製品によって異なるため、具体的な割合を確認したい場合は、使用する製品の成分情報やメーカーの資料を確認するとよいでしょう。

ビタミンEを含む小麦胚芽油

小麦胚芽油の特徴のひとつとして、トコフェロール(ビタミンE)を含むことが挙げられます。

ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、植物油などに含まれる成分です。小麦胚芽油には、α-トコフェロールなどのトコフェロール類が含まれています。

小麦胚芽油に含まれるトコフェロールの種類や量は、原料や抽出方法、精製方法などによって異なります。そのため、「小麦胚芽油ならすべて同じ量のビタミンEを含んでいる」とは限りません。

また、トコフェロールは油脂の酸化との関係でも知られている成分です。植物油を選ぶ際には、脂肪酸組成だけでなく、こうした微量成分にも注目すると、小麦胚芽油の特徴をより深く知ることができます。

小麦胚芽油の色・香り・使用感

小麦胚芽油は、ほかのキャリアオイルと比べても特徴が分かりやすい植物油です。特に、色や香り、使用感は、未精製か精製されているかによって違いがあります。


未精製の小麦胚芽油は、黄色から濃い黄色、黄褐色などの色合いをしているものがあります。精製されたものでは、色が薄くなり、比較的扱いやすい色合いになる場合があります。

香り
未精製のものでは、小麦や穀物を思わせる独特の香りが感じられることがあります。香りには個体差があり、精製されたものは比較的穏やかな香りになります。

小麦胚芽油を精油とブレンドする場合は、オイル自体の香りが精油の香りに影響することがあります。香りを重視する場合は、精製度なども選ぶ際のポイントになります。

伸び・使用感
小麦胚芽油は、比較的濃厚でしっとりとした使用感を持つ植物油です。さらっとしたタイプのキャリアオイルと比べると、肌の上でやや重く感じることがあります。

そのため、広い範囲に使用するマッサージオイルなどでは、小麦胚芽油を単独で使用するよりも、ホホバ油やスイートアーモンド油など、ほかのキャリアオイルとブレンドして使用する方法があります。

小麦胚芽油は、リノール酸などの脂肪酸やトコフェロールを含み、濃厚な使用感や独特の色・香りを持つことが特徴です。小麦胚芽油をキャリアオイルとして取り入れる場合は、こうした特徴を考慮して、用途や好みに合ったタイプを選ぶとよいでしょう。

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)の使い方

小麦胚芽油は、精油を加えずに植物油として使用するほか、ほかのキャリアオイルとブレンドしたり、精油を希釈する基材として使用したりすることができます。

比較的濃厚な使用感を持つ小麦胚芽油は、単独で使うだけでなく、さらっとした植物油と組み合わせて使用感を調整する方法もあります。

植物油として単独で使う

小麦胚芽油は、精油を加えずに植物油として使用することができます。

顔やボディなどに使用する場合は、まず少量を手に取り、肌の状態を確認しながら使用してください。小麦胚芽油は比較的濃厚な使用感があるため、初めて使用する場合は少量から試すと安心です。

また、肌に使用する場合は、使用する製品の表示や注意事項を確認し、異常が現れた場合は使用を中止してください。

他の植物油とブレンドする

小麦胚芽油は、ほかの植物油とブレンドして使用することもできます。

小麦胚芽油は比較的濃厚な使用感があるため、さらっとした使用感の植物油と組み合わせることで、好みのテクスチャーに調整できます。

ブレンドする植物油には、次のようなものがあります。
・ホホバ油
・スイートアーモンド油
・アプリコットカーネル油
・マカデミア種子油
例えば、小麦胚芽油の割合を少なめにして、ほかの植物油をベースにすると、使用感を軽くすることができます。

ブレンドする割合に決まりはありませんが、初めての場合は小麦胚芽油を少量から加え、使用感を確認しながら調整してください。

精油の希釈油(キャリアオイル)として使う

小麦胚芽油は、精油(エッセンシャルオイル)を希釈するキャリアオイルとして使用することができます。

精油は植物の香り成分などを高濃度に含むため、肌に使用する場合は、植物油などで適切な濃度に希釈して使用するのが基本です。

小麦胚芽油をキャリアオイルとして使用する場合は、小麦胚芽油に使用したい精油を加えて希釈します。

精油を加える量は、使用する部位や目的、精油の種類などによって異なります。肌に使用する場合は、一般的な希釈濃度だけで判断せず、使用する精油の注意事項や製品の表示も確認してください。

希釈オイルの作り方

小麦胚芽油を使って精油の希釈オイルを作る場合は、清潔な容器を用意します。

基本的な作り方は以下のとおりです。
・清潔な容器に小麦胚芽油を入れます
・希釈したい精油を必要な量だけ加えます
・容器のキャップをしっかり閉めます
・容器をゆっくり振るなどして、植物油と精油を均一に混ぜます
・作成日や使用した精油、希釈濃度などを記録しておきます

作った希釈オイルは、長期間保存することを前提にせず、できるだけ早めに使い切るようにしてください。

10mLの希釈オイルを作る場合の目安

10mLのキャリアオイルに精油を加える場合、精油の濃度によって必要な量が変わります。

例えば、精油を1%濃度にする場合は、10mLの植物油に精油を加えて全体を約10mLにします。

ただし、「精油1滴=○mL」と一律に換算することはできません。精油の滴下量は、使用する精油の粘度やドロッパーの形状などによって変わるためです。

そのため、滴数はあくまで目安として考え、より正確に濃度を調整したい場合は、重量を測って希釈する方法もあります。

また、10mLの植物油に精油を加える場合は、精油を加えた後の全体量を10mLとするのか、植物油10mLに精油を加えるのかによっても濃度が変わります。レシピを作る際は、どちらの方法なのかを明確にしておいてください。

希釈濃度を考えるときの注意点

精油を肌に使用するための希釈濃度は、すべての人や用途で同じというわけではありません。

希釈濃度を決めるときには、次のような点を考慮する必要があります。
・使用する部位:顔などのデリケートな部位と、ボディでは適した濃度が異なる場合があります
・精油の種類:精油によって使用上の注意事項が異なります
・使用する人:年齢などによって注意が必要な場合があります
・使用する製品の注意事項:精油やキャリアオイルのメーカーが定めている使用方法を確認します

特に初めて精油を使用する場合は、低めの濃度から始めるなど、慎重に使用することが大切です。

また、精油は植物由来の成分だからといって、すべての人に刺激がないわけではありません。肌に使用する場合は、精油を原液のまま使用せず、適切に希釈してください。

小麦胚芽油は単独で植物油として使用できるほか、ほかのキャリアオイルとのブレンドや、精油を希釈する基材としても利用できます。使用する目的や好みに合わせて、適した使い方を選んでください。

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)を使った精油ブレンド例

小麦胚芽油は、精油を希釈するキャリアオイルとして使用することができます。

精油にはさまざまな香りがあり、組み合わせによって香りの印象も変わります。
小麦胚芽油は比較的しっとりとした使用感があるため、香りだけでなく、ほかの植物油とのブレンドも含めて好みに合わせて楽しむことができます。

ラベンダー+フランキンセンス

ラベンダーの穏やかでフローラルな香りに、フランキンセンスの落ち着きのあるウッディな香りを組み合わせたブレンドです。

それぞれの香りが調和しやすく、落ち着いた印象の香りを楽しみたいときに向いています。

小麦胚芽油をキャリアオイルとして使用し、ラベンダーとフランキンセンスを好みの割合で加えて楽しむことができます。

オレンジ・スイート+ゼラニウム

オレンジ・スイートの明るく爽やかな柑橘系の香りに、ゼラニウムの華やかなフローラル調の香りを組み合わせたブレンドです。

親しみやすい柑橘系の香りと、華やかな香りを合わせたい場合におすすめの組み合わせです。

香りの強さやバランスは精油の種類や滴数によって変わるため、少量ずつ加えながら好みの香りに調整するとよいでしょう。

ローズマリー+レモン

ローズマリーの清涼感のあるハーブ調の香りに、レモンのすっきりとした柑橘系の香りを組み合わせたブレンドです。

爽やかですっきりとした香りを楽しみたい場合に向いています。

小麦胚芽油の香りが精油の香りに影響する場合もあるため、香りを重視する場合は、精製された小麦胚芽油を選ぶ方法もあります。

なお、精油には種類によって使用上の注意事項があります。ブレンドする際は、それぞれの精油の注意事項や使用量を確認し、適切な濃度に希釈して使用してください。

小麦胚芽油(ウィートジャーム油)の選び方

小麦胚芽油には、精製・未精製の違いや抽出方法、容器、内容量などによってさまざまな製品があります。

キャリアオイルとして使用する場合は、価格や容量だけでなく、香りや色、保存のしやすさ、使用頻度なども考慮して選んでください。

精製・未精製で選ぶ

小麦胚芽油には、未精製のものと精製されたものがあります。

未精製タイプは、原料である小麦胚芽由来の色や香りなどが残りやすく、小麦胚芽油本来の特徴を感じやすいのがポイントです。一方で、色や香りが比較的はっきりしているため、精油とブレンドする場合には香りや色への影響を考慮する必要があります。

精製タイプは、精製の過程で色や香りが取り除かれ、比較的穏やかな色や香りになっているものがあります。精油の香りを楽しみたい場合や、色の影響を抑えたい場合には、精製タイプも選択肢になります。

どちらが優れているというわけではないため、植物油そのものの色や香りを楽しみたいのか、使いやすさを重視するのかなど、用途に合わせて選んでください。

抽出方法で選ぶ

小麦胚芽油を選ぶ際は、商品のラベルやメーカーの情報で抽出方法を確認してください。

植物油の抽出方法には圧搾法などがあり、製品によって採用されている方法が異なります。

抽出方法によって油の性質や含まれる成分などに違いが生じる場合があるため、抽出方法を重視する場合は、商品の説明やメーカーが公開している情報を確認してください。

容器で選ぶ

小麦胚芽油は、開封後の品質を保ちながら使用するためにも、容器の種類を確認しておくと安心です。

植物油は光や空気などの影響を受けるため、遮光性のある容器に入った製品など、保存について配慮された商品を選ぶ方法があります。

また、使用する量に合わせて注ぎやすい容器や、液だれしにくい容器を選ぶと、日常的に使いやすくなります。

内容量で選ぶ

小麦胚芽油は、使用する頻度や用途に合わせて内容量を選んでください。

初めて使う場合や、少量しか使用しない場合は、大容量の商品よりも使い切りやすいサイズを選ぶことをおすすめします。

一方、ボディケアなどで頻繁に使用する場合は、使用量に合わせて容量の大きい商品を選ぶ方法もあります。

植物油は開封後も時間とともに品質が変化していくため、価格だけで容量を決めるのではなく、無理なく使い切れる量を選ぶことが大切です。

小麦胚芽油は、精製・未精製、抽出方法、容器、内容量などによってさまざまな製品があります。自分の使用目的や香りの好み、使用頻度などを考えながら選んでください。

小麦胚芽油を使うときの注意点

小麦胚芽油をキャリアオイルとして使用する場合は、植物油そのものの特徴だけでなく、肌への使用や精油との組み合わせについても注意が必要です。

また、小麦胚芽油は小麦由来の植物油であるため、小麦アレルギーがある方は使用前に確認しておくことが大切です。

初めて使う場合は少量から
小麦胚芽油を初めて肌に使用する場合は、まず少量から試してください。

植物油は植物由来の成分を含んでいるため、すべての人の肌に刺激やトラブルが起こらないとは限りません。

肌に使用する場合は、使用する製品の表示や注意事項を確認し、肌に異常が現れた場合は使用を中止してください。

小麦アレルギーが気になる場合
小麦胚芽油は小麦を原料とする植物油です。
そのため、小麦アレルギーがある方や、小麦由来の原料に注意が必要な方は、使用前に商品の原料やメーカーの情報を確認してください。

植物油として精製された製品であっても、製品ごとに製造方法や成分などが異なります。小麦アレルギーがある場合は、自己判断で使用せず、必要に応じて医師などの専門家に相談することをおすすめします。

小麦胚芽油の保存方法と使用期限

植物油は保存環境の影響を受けるため、保管場所や容器、開封後の取り扱いにも注意してください。

基本的な保存方法

小麦胚芽油は、直射日光の当たる場所や高温になる場所を避けて保存してください。

基本的な保存のポイントは以下のとおりです。
・直射日光を避ける
・高温多湿を避ける
・使用後は容器のキャップをしっかり閉める
・容器の口やキャップに付着した油は必要に応じて拭き取る
・商品に保存方法の指定がある場合は、その表示に従う

特に、使用後に容器を開けたままにしておくと、空気に触れる時間が長くなります。使用後はできるだけ早くキャップを閉めるようにしましょう。

開封後は早めに使い切る

小麦胚芽油は、開封後も長期間保存できるとは限りません。

開封すると空気に触れる機会が増えるため、未開封の場合と比べて品質が変化しやすくなります。

「開封後○か月」と一律に決めるのではなく、商品のラベルやメーカーが案内している使用期限・保存方法を優先してください。

また、大容量の商品を購入する場合は、使用頻度を考えて、無理なく使い切れる量を選ぶことも大切です。

酸化・劣化が疑われる場合は使用しない

植物油は、時間の経過や保存環境によって状態が変化することがあります。

次のような変化が見られた場合は、油の状態が変化している可能性があるため、肌への使用を控えてください。
・以前とは明らかに違う香りがする
・香りが強く変化した
・色が大きく変化した
・濁りや沈殿など、以前にはなかった状態の変化が見られる

見た目や香りだけでは品質を正確に判断できない場合もあるため、少しでも異変を感じた場合は使用を控えてください。

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