子どもの結婚 親同士の付き合いでよくある悩み

結婚後は、子どもの結婚相手や親同士の付き合いが新たに生まれます。生い立ちも環境も考え方も、まったく違う場合が多く、予期せぬ行動や相談に驚くこともあるでしょう。

結婚相手もその親も、今後子どもを通して長く付き合っていく人ですから、よくある悩みを参考に、上手な問題対処法を知っておきましょう。

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子どもの結婚相手とうまく会話ができない場合

子どもが結婚すると、お婿さんやお嫁さんとのお付き合いが始まります。しかし、「息子しかいない」「娘しかいない」という親の場合は、異性の子どもと何を話したら良いのか戸惑いますし、そうでない場合もお婿さん、お嫁さんという特別な存在との接し方で悩むケースが多くみられるでしょう。

当然相手も緊張していますから、無言の時間が続いてしまいがちですが、それはどこの家庭でも当然のことです。少しずつ距離が近づいていくよう、天気や相手の親のこと、仕事の近況など、答えやすい質問を中心に少しずつ距離を縮めていきましょう。

親子で食事中に、自分の子どものみが席を外した時などは、特に気まずいかも知れませんが、「息子(娘)がご迷惑をかけていませんか」「マイペースな子なので大変でしょう」など、結婚相手を気遣うような言動を心がけると、会話が弾みやすくなります。

相手の親が孫を交えて両家で会いたがる場合

子どもに赤ちゃんが産まれた時、結婚相手やその親が、両家顔を合わせてイベントや行事を祝いたいと考えるケースがあるでしょう。お宮参りや節句など、大きなイベントでたまに顔を合わせる程度なら良いのですが、誕生日や記念日など、何かにつけて呼ばれていては、親側がストレスになってしまう場合もあります。

こういった相手の場合、「孫の用事は最優先」と考えることが多いため、毎回「予定があって……」と断るのも難しいでしょう。このような時は、角を立てずに伝えるためにも「子ども夫婦に連絡をお願いする」という手段がおすすめです。親同士ではなく、自分の子どもから「仕事や休めなくてすみません」「少し体調を崩しているものですから」といった声かけを行うことで「それなら仕方ない」と受け入れられるでしょう。

相手の親に悪気は無く、良かれと思って誘ってくれている場合も少なくありません。お付き合いでは、相手のそのような心境にも配慮し、「いつもお誘い頂き大変ありがたいのですが、子ども達へ気を使ってしまうため、今後は少し控えさせて頂きます」といった言葉で相手の親へ伝えましょう。

いずれの場合も、相手の親と今後も良い付き合いがしたい、という思いを込め、季節の挨拶などは欠かさないようにし、必ず自筆で一筆添えると印象が良くなります。

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相手の親が旅行好きで頻繁にお土産を貰う場合

結婚相手の親が旅行や買い物好きの場合、度々お土産や贈り物を貰う場合があります。相手はおすそ分けのつもりでも、受け取った側はお返しをどうしようかと頭を悩ませるものです。贈り物合戦になってしまわないよう、早めに声をかけ、付き合い方を変化させましょう。

高価なお土産を頂く機会が多い場合は「お気持ちは嬉しいのですが、恐縮してしまうため、お土産話で十分です」「我が家は遠出などしないため、お返しができませんから、お気遣いなくお願いしたいです」といった言葉で遠慮しましょう。

金銭的な理由でお断りしたい場合は「自営業のため余裕が無く……」「定年を迎え細々と暮らしておりますので……」など、ありのままを伝えた方が、相手が納得しやすくなります。

相手の親がお金に困っている場合

子どもを通じて「結婚相手の親がお金に困っているらしい」と聞いたり、「会社が倒産してしまいまして」と直接話しかけられたりなど、金銭問題を耳にする機会もあるでしょう。子どもの結婚によって、他人ではなくなった間柄ですが、だからといって安易にお見舞い金を渡したり、援助するのはNGです。

お金を渡してしまったことで、次々と頼られるようになってしまっては、自分たちの生活が苦しくなってしまいます。夫婦で相談し「助けてあげよう」という結論が出た場合も、自分たちの家計に影響の出ない範囲で、戻って来なくても問題ない額を援助するようにします。

この時「少ないですが、我が家ではこれが精一杯です」といった言葉を添えておくと、さらにお願いされるという事態を防ぐことができます。お金のことはデリケートな問題のため、夫婦間だけでなく、子ども夫婦ともよく話し合って決めるようにしましょう。

大きなお金を「貸す」という選択に至った場合は「身内だから……」と言葉だけで済ませてしまうのではなく、必ず借用書などの書類を用意するようにしましょう。

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孫の世話で疲れてしまった場合

子ども夫婦の自宅と自分の家が近かったり、子ども夫婦と同居したりしている場合、娘やお嫁さんの仕事や、通院、幼稚園や小学校などでの父母の仕事、息抜きでの外出など、様々な理由で孫を預かるケースがあるでしょう。

孫と楽しい時間が過ごせる反面、次第に孫が大きくなり手がかかるようになったり、自分の時間が取れなくなったり、といった理由で疲れやストレスを抱えてしまう場合もあります。

子ども夫婦の負担を減らしてあげるため、時には孫の世話を買って出ることも親の役割ですが、あまりに頻繁な場合はさりげなく断りの声をかけます。この時、子どもに「もう少し自分で面倒を見て欲しい」、「孫が言うことをぜんぜん聞いてくれなくて」など孫を理由にしたりしないようにします。

「孫の世話をしている途中に足や腰を痛めてしまった」「外で走ったりしたときに追いつけないから、交通事故や迷子が心配」といった、自分が原因である言葉を選ぶようにすると、納得して貰いやすいでしょう。

年賀状やお歳暮などを贈る相手に迷っている場合

子どもが結婚し、親戚関係が広がると、どの人まで年賀状やお歳暮を贈ったら良いのかで頭を悩ませます。ですが、基本的には結婚相手の親までで構いません。日頃から交流があり、結婚相手の兄弟などから年賀状を頂く場合は、こちらからも返すようにします。

お歳暮やお中元は、お互いにとって負担となる場合が多いため、結婚相手の親とは両家相談の上で、その他の親戚には贈らなくて問題ありません。

結婚相手の親戚からお歳暮やお中元が届いた場合は、お返しを用意しますがその際「お気持ちは十分頂きましたので、今後は季節の挨拶のみで失礼できれば思います」といった言葉を添えると、翌年からのお歳暮、お中元を省略できます。

こちらから、お世話になっている親戚へお歳暮やお中元を贈りたい場合は、用意する前に子ども夫婦と相談しましょう。親子ともにお世話になっているような場合は、お金は親が負担し、子どもの名前で贈ると相手へ余計な気を使わせずに済みます。

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[参考図書]

子どもが結婚を決めたら親が読む本 日本文芸社
結婚のしきたりとマナー新事典 朝日新聞出版
きちんとわかる結納と結婚のしきたり 日本文芸社

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